近頃薄毛が気になる方に何かと話題なのがHARG療法です。
このHARG療法は発毛カクテルを頭皮に注入し、発毛を促すと言う最先端の薄毛治療です。
内服薬や外用薬による薄毛治療のほうが一般的ですが、HARG療法のほうが有効成分をダイレクトに毛母細胞に届けることが可能です。
発毛効果が高いと言うメリットがあるものの頭皮に注入すると言う関係上、痛みが気になることがありました。

HARG療法の注入方法は？

HARG療法ではパピュール法と言う注入方法が良く用いられています。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織と3層構造になっており、表皮が一番外側にあります。
表皮にはバリア機能があるため、パピュール法では針を刺し表皮と真皮の間に発毛カクテルを注入しています。
針を刺すときに痛みを感じることがありますが、最近では改良され痛みが少なくなりました。
その他にもナパージュ法と言う表皮に浅く注射する方法もあります。
浅く注射する分だけ痛みが少ないと言うメリットがある反面、発毛カクテルの効果が出るのが遅くなると言うデメリットがあります。
エレクトロポレーション法と言う特殊な電流で細胞膜に微細な穴を開け、その隙間から発毛カクテルを注入すると言う方法もあります。
空けた隙間は時間の経過とともに自然に閉じていきます。
針を使用せずほぼ無痛で注入できるために痛みが苦手な方に適しています。
レーザーを照射し微細な穴を開ける方法もあり、クリニックによって注入方法が異なります。
どの注入方法を採用しているのか事前にカウンセリング時に質問してみて下さい。